ディベートという退廃。あるいは「歴史戦」
2019年9月15日
2021年5月13日
ディベートという退廃。あるいは「歴史戦」
閉じた単調な二項対立の設定を、言説の真偽を争う場だとして、設定することが、真理(すなわち多数の脈路での整合性の構築過程)ではなく、すべての言葉は他との差異によって成立しているという原理から、言葉としてのみ世界を捉えれば、いくらでも生成可能な、否定、を、二項・対立というつり合う対等性に引き上げて、対象とするある言説を相対化することが目的となる。
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