「雇用」という言説をめぐって に関わるメモ 1994年2月
1994年2月22日
2021年5月13日
1989年執筆、1994発刊の 「雇用という言説をめぐって」 に関わるメモ 1994/02/05 *雇用という分岐についての対応 「我々は雇用の問題を出されれば皆弱いのだから、だからこそ皆で連帯しなくてはならない。」などの言い方は、敵対の争点をはずれている。そのような、雇用されねば、あるいはその否定としての、雇用されなくとも生きられる、という二者択一でしかない「我々」である限り連帯はできないだろう。その考えでは、そのような自己意識では、少なくとも、なぜ、私一人の雇用が守られるということではいけないのか、なぜ、「我々」の雇用でなくてはならないのか、それをつなぐ論理…